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11月14日 13時53分

菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、年内の開催を目指してきた日中韓3か国の首脳会議について、各国の予定もある中で必ずしも年内の開催にはこだわらないものの、早期開催に向けて引き続き、調整を進める考えを示しました。

政府が年内の開催を目指してきた日中韓3か国の首脳会議について河野外務大臣は13日夜、民放のBS番組で、「中国共産党大会や日本の衆議院選挙で、1か月近く調整できなかった時期があったため、12月から1月にかけてでもできればやりたい」と述べました。

これに関連して、菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、記者団が、「現時点では年内の首脳会議開催は難しいという認識か」と質問したのに対し、「それぞれお互いにさまざまな予定などがあるので、落ち着いた段階で調整しながら行いたい」と述べ、必ずしも年内の開催にはこだわらないという考えを示しました。

そのうえで、菅官房長官は、「きのうの安倍総理大臣と中国の李克強首相との会談などでも、早期開催に向けて一致している。あとは日程の整理だけだ」と述べ、早期開催に向けて引き続き、調整を進める考えを示しました。

また、菅官房長官は、日中の首脳どうしの相互訪問について、「会談の中で意見交換しているので、実現できるように事務方でしっかり対応していきたい」と述べました。

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