http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171114/k10011222781000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_028

11月14日 12時27分

ネットオークションに東京オリンピック・パラリンピックを連想させるインターネット上の住所「ドメイン」を出品した際、大会の公式エンブレムの画像を無断で使ったとして都内の44歳の会社社長が書類送検されました。

書類送検されたのは、東京・足立区に住むインターネット関連会社の44歳の社長です。

警視庁によりますと、社長はことし6月、インターネット上の住所「ドメイン」をネットオークションに出品した際に、東京オリンピック・パラリンピックの大会エンブレムの画像を無断で使ったとして著作権法違反の疑いが持たれています。

ドメインは「2020tokyo−olympic.jp」などで、大会エンブレムの画像が一緒に載せられ、価格は10万円に設定されていました。

警視庁がサイバーパトロールで見つけて捜査していたということで、警視庁によりますと社長は容疑を認め、「公式エンブレムを使ったほうが目立って売れると思った」などと話しているということです。

東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムやロゴを無断で使って商品などを販売するケースが相次いでいて、警視庁は取締りを強化しています。