猫増えすぎ放置して引っ越し 「虐待」容疑、北海道の50代女性を書類送検
11/15(水) 6:01配信

■飼い主の能力を超えて繁殖し続ける「多頭飼育崩壊」

【登別】飼い主の能力を超えて繁殖し続ける「多頭飼育崩壊」で飼い猫の世話を怠ったとして、
室蘭署は14日、動物愛護法違反(動物虐待)の疑いで、登別市内の50代女性を書類送検した。

送検容疑は10月10日、登別市内に借りていた一軒家で、猫の死体やふん尿が放置された環境下で
自ら所有する猫9匹を飼っていた疑い。同署によると、室内からは猫の白骨化した頭蓋骨5体が見つかった。
生きた猫は胆振総合振興局に引き取られた。

同署などによると、女性は2007年ごろ数匹の猫を飼い始めたが、
去勢手術を施さなかったため、数年で15〜20匹に増えた。
今年7月には借家契約を保ったまま別の家に引っ越し、
3日に1度餌をやりに来ていたが、9月末を最後に来ていなかったという。
女性は「猫が増え続けてしつけができなくなり、ふん尿をどこにでもするので、
家にいるのを避けるようになった」と供述しているという。

11/15(水) 6:01配信 北海道新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00010000-doshin-hok
飼育放棄され、室蘭市内の市民団体に保護された猫たち。多頭飼育崩壊が増えている
https://amd.c.yimg.jp/amd/20171115-00010000-doshin-000-2-view.jpg