和歌山県警和歌山東署の中之島交番に勤務する男性巡査(23)が14日夜、勤務途中に拳銃を持ったまま行方不明になった。約9時間後に和歌山市内の河川敷にいるところを発見された。巡査にけがなどはないという。巡査は「仕事をやめたい」と上司に相談していたといい、同署は詳しい経緯を調べている。

 同署によると、巡査は14日朝から24時間勤務に入った。署での業務を終えて午後7時ごろに交番に戻ったが、その後、制服姿のまま行方不明になった。

 別室で休憩していた同僚がいなくなっていることに気づき、同署が約70人態勢で捜索。15日未明に交番から約3・5キロ離れた市内の河川敷を歩いているところを発見された。巡査は採用2年目。6月には、上司に「警察の仕事が合わず、やめたい」と相談していた。

配信2017.11.15 10:49更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/171115/wst1711150036-n1.html