あと、以前は3名いた夜勤が2名に削られた旨の報告もあったな。

ニチイケアパレス 夜間人員見直し生産性向上
https://www.koureisha-jutaku.com/newspaper/synthesis/20170607_999_1/
介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅を首都圏中心に展開するニチイ学館のグループ会社、ニチイケアパレス(東京都千代田区)。
秋山幸男社長は2年前の就任以降、現場職員との密なコミュニケーションを通じて生産性の向上に取り組み人員配置の変更などで効果を上げている。
── 就任されて2年間、どのようなことを心がけてきましたか。

秋山 現場に出向き、コミュニケーションを積極的に図ってきました。昨年は、前期に全てのホームを視察して、施設長、チーフ、サブチーフとの意見交換を重ね、現場の課題を吸

い上げられるよう、職員と対話できる環境を築いてきました。
後期には、チーフ以上の職員を本社に集めて研修を実施しました。

── 課題に感じていることは何でしょうか。

秋山 生産性の向上と人材の確保の2点だと考えています。前者については現在、夜間の人員配置の見直しに取り組んでいます。
パイロット運用として、3つのホームで実施して、元の配置が4人なら3人に、3人なら2人に減らすことができました。


取り組みを始めた当時、現場からは「入居者に十分目が行き届かなくなることで、転倒リスクが増えるのではないか」と心配する声がありました。
しかし、私自身は当社のサービスの本質はそうしたところにあるのではないと考えています。

そこで「転倒しないようにするために必要なこと」を考えるよう促しました。
一人ひとりに合わせたリハビリテーションや栄養指導などに時間を割くことが入居者の自立支援を促し、結果として「転倒しないような状態」を作り上げていくことが重要です。
現場との対話の中でこうした考え方を共有してきました。