イノシシに襲われ高齢の男性けが 栃木
11月15日 12時49分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171115/k10011224231000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_013
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15日朝、栃木県栃木市の山林で1人で散歩をしていた71歳の男性がイノシシに襲われ、手の指の骨を折るなどのけがをしました。
15日午前6時40分ごろ、栃木市大平町下皆川の山林で、1人で散歩をしていた近くに住む71歳の男性がイノシシに襲われました。

男性はイノシシに突き飛ばされて左手の小指の骨を折るけがをしたうえ、足や顔をかまれ、病院で手当てを受けています。

警察によりますと、イノシシは体長がおよそ1メートルで、そのまま山の方に逃げたということです。現場は、JR両毛線の大平下駅から北東に1.5キロメートルほど離れた山林です。

栃木市農林整備課は、現場周辺の自治会や小学校などにチラシを配り、イノシシを見かけたら近づかないよう注意を呼びかけています。
現場の近くに住む82歳の男性は「イノシシがよく出る場所で山から下りてくることも多いが、これまで人が襲われたことはなかったので驚いている。
危ないとは思っていなかったけれど、しばらくは、注意しようと思う」と話していました。