1等と前後賞合わせて10億円が当たる年末ジャンボ宝くじの販売が27日に全国で始まった。1等は7億円(25本)、1等前後賞は1億5千万円(50本)。今年は多くの人に「夢」を買ってもらおうと、10万円以上の当選本数を昨年の約4倍に増やした。12月22日まで販売し、抽選は同31日。

 大阪市北区の大阪駅前第4ビル前の特設売り場には、販売開始の午前8時までに約150人が並んだ。

 会場では吉本新喜劇座長のすっちーさんらが大喜利を披露。お題の「10億円の夢」に対し、すっちーさんは「最新のガラケーに替えたい」。ささやかな願いを挙げて笑いを誘った。宝くじの購入者は高齢化が進んでおり、若者へもPRしようとイベントを企画した。

 20枚を買った大阪府高石市の会社員女性(24)は、「当たったら大きな一軒家を建てたい」と夢を語った。

2017年11月27日10時00分
http://www.asahi.com/articles/ASKCS54YCKCSPTIL029.html

画像
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171127000753_comm.jpg