広島市中区の広島城が３日夜、性の多様性を象徴する「虹」にちなんでカラフルにライトアップされた。人権週間（４〜１０日）を前に、ＬＧＢＴなど性的少数者らを応援しようと、広島県人権啓発活動ネットワーク協議会が企画した。
８台のＬＥＤライトで城を照らし、赤、オレンジ、黄、緑、青、紫と一定間隔で色を変えていく。１０日まで毎日午後５〜１０時に点灯する。支援活動に取り組む広島県セクシュアルマイノリティ協会の野元恵水（えみ）・代表理事（４４）は「こうしたイベントを通じて性的少数者への理解を深めてもらえれば」と語った。（新谷千布美）
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