首都圏に住む人たちは長崎県にどんなイメージを持っているのだろうか。
独自の食や文化、歴史があり、代名詞になりそうな素材は数多くあるが、実際どう捉えられているかは県民側からはいまひとつ分からない。
そこで街行く人に尋ねてみた。「長崎と聞いて、何を思い浮かべますか?」

調査したのは“サラリーマンの聖地“と呼ばれる東京・JR新橋駅前のSL広場。
ニュース番組で酔客たちがよくインタビューされているおなじみの場所。無作為に男女50人を選び、直感で思い付くキーワードを画用紙に書いてもらった。

1位は「ちゃんぽん」で16人いた。
質問すると反射的にこう答える人は他の回答より圧倒的に多い。
不意に尋ねられて最初に頭に浮かんだものが案外当を得ていたりするものだが、ちゃんぽんは群を抜いて浸透している本県のイメージと言えそうだ。

理由は「旅行で訪れた店がおいしかった」(57歳主婦)「リンガーハットに週2回は行く」(48歳男性会社員)など。
豊島区南長崎在住で「長崎には普段から親近感しか湧かない」と笑うのは会社員の日暮年崇さん(33)。
「野菜も取れるし、皿うどんもいいんですよ」と県民みたいな回答を寄せてくれた。

2位はハウステンボス(HTB)で9人。
都内は今、いたる場所でイルミネーションが楽しめるが、「テレビCMを見ていて光の王国は気になる」(26歳男性会社員)と都内に引けを取らない魅力を感じているようだ。

3位は軍艦島の7人。
世界文化遺産に登録された影響が大きいようだが、調布市の会社員、
遠藤徹さん(45)からは「子どものころテレビで炭鉱の様子を放映していて印象深い」といった声もあった。

4位の「雨」(3人)はやはりあの曲から。横浜市の会社員、佐藤哲史さん(29)は「『長崎は今日も雨だった』とは聞いていたが、
修学旅行に行ったら本当に雨だった」と苦笑する。偶然だろうが、印象というものはこうやって形作られるのだろう。

5位の「魚がおいしい」(2人)は水産県をアピールする行政や業界団体にはうれしいランクイン。
江東区の会社顧問、早野正雄さん(64)は「長崎で食べたタイラギの味が忘れられない」と昔を懐かしむ。

ランク外では「福山雅治」「原爆」「カステラ」「一口餃子」「島がいっぱい」といったキーワードが並んだ。

サッカー好きという文京区の大学生、濱田琳花さん(20)はV・ファーレン長崎の昇格に注目。
「J1での戦いは相当厳しくなるだろう」と分析しつつも、「それこそ都内で長崎を強烈に印象付けて」とエールを送った。

長崎新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171203-00010003-nagasaki-l42

https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1512391803/
2017/12/04(月) 21:50:03.63