大統領府のロケ報道官が声明を発表した。共産党などに資金を拠出する人や組織も責任を問うと言明した。政府軍とNPAは4月、一時停戦にこぎ着けたが、その後も散発的に交戦が発生。ドゥテルテ氏の和平交渉打ち切りにつながった。
フィリピンの共産勢力は1970年代以降、政府軍と激しく衝突。各地で外国人の誘拐やテロを繰り返し、数万人が犠牲になったとされる。ドゥテルテ氏は声明で、共産党の統一組織、民族民主戦線(NDF)には言及しなかった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24298830V01C17A2FF2000/