武 盾一郎

シンギュラリティサロンに投稿された‎松田卓也先生のテキストをコピペします.
以下

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PEZYの齊藤元章さんが特捜に逮捕された今回の件に関して、見解を述べます。
今回の件は齊藤さんを潰す目的の特捜得意の国策捜査ですね。
その意図と目的は不明ですが、結果は皆さんが思っているより重大で、
日本終了のゴングだと思います。
この事件の歴史的意義、日本に及ぼす致命的影響について解説します。
スーパーコンピュータは国力の象徴です。
80年代は日本が1位で、米国は猛烈な圧力をかけてきました。
2000年代になり米国が1位を回復しましたが、
ここ数年、中国がダントツの1位を獲得しました。
中国の指導層はハイテクが国力の源泉である事を熟知して、
スパコン、宇宙技術、天文学、人工知能、戦闘機、空母と猛烈な開発をしています。
数兆円の膨大な予算を投じています。日本は完全に圧倒されています。
ところがここに来て齊藤さんがスパコンで絶対性能で4位に食い込み、
省エネ性能で1-3位独占を果たしました。
順調にいけば来年は1位になるはずだったのです。
さらにエクサスケールコンピュータ(京コンピュータの100倍)を2019年に達成する計画でした。
中国も3台のエクサスケーラーを計画しています。でも難航しています。
米国も死力を尽くして巻き返しを図っています。
日米中三つ巴の競争が展開されていたのです。
でも今回の件で、日本が返り咲く可能性は潰えました。自分で芽を摘んだのです。