月の極地探査、インドと協力検討 JAXA取り決め締結
朝日新聞:2017年12月6日21時03分
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月の極域探査のイメージ。着陸機から探査車が降り、クレーターなどを調べる=JAXA提供


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、月探査について、インド宇宙研究機関(ISRO)と取り決めを結んだ。
2020年代前半に月面に着陸し、水や氷の存在などを調べる共同の計画を実現できるか検討する。

 検討するのは、月の北極・南極周辺の探査計画。
ISROが開発する着陸機で月面に降り、JAXAが手がける無人の探査車を使って、地中に存在すると考えられている水などを調べる。
18年度末までにまとめ、計画案につなげる。

 JAXAは20年度に、無人の月着陸機「SLIM(スリム)」を打ち上げる予定だが、今回の計画に関連させるかは未定。