北朝鮮の木造船が立ち寄った北海道松前沖の島から、家電などがなくなった問題で、被害額が少なくとも100万円に上るとみられることが、12月7日までに分かりました。

 警察などは、木造船の乗組員へ引き続き事情聴取する方針です。

 船が立ち寄った島からは、テレビなどの家電や船外機などがなくなっていて、管理人によりますと被害額は、少なくとも100万円に上るということです。

 そのほか、設置に約600万円かかったという発電機3台もなくなったり壊されたりしているほか、灯台のソーラーパネル4枚も配線が切られ放置されており、被害総額は、さらに膨らむとみられています。

 また、苫小牧沖でも2017年5月、北朝鮮からのものとみられる木造船が見つかっていたことがわかりました。

 海上保安庁によりますと、苫小牧港の南19キロの沖合で発見されましたが、乗組員や遺留品は見つかっていないということです。

配信2017年12月7日11:30
北海道ニュースUHB
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