三重大特任教授、女子学生2人にセクハラか 出勤停止

 三重大学(津市)は7日、女子学生2人にセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)をしたとして、男性特任教授を今年度末までの出勤停止114日の懲戒処分にしたと発表した。
 特任教授は「体のある部分については触っていない」と一部否定しているという。

 三重大によると、特任教授は学内の研究機関である「地域イノベーション推進機構」に所属。
 2015年11月〜16年2月、研究補助のアルバイトだった学生と研究室でそれぞれ二人きりになった際、身体を触ったり、抱きついたりしたという。
 特任教授は1年単位の雇用契約で、来年度は再雇用しないという。

 今年5月に学生2人から大学側に相談があり、調査を進めていた。
 大学は教授の年齢、セクハラの詳しい内容について明らかにしていない。
 「教授本人の特定につながることを避けたい。在籍中の学生の立場も考慮して明かせない」と説明している。

朝日新聞DIGITAL 2017年12月7日19時59分
http://www.asahi.com/articles/ASKD75J8WKD7OIPE02P.html