ことし10月の衆議院選挙で、大阪15区の候補者の運動員の男が、選挙活動の見返りに、報酬を渡すなどしたとして、逮捕された事件で、警察は、報酬を受け取るなどした20代の男性ら18人についても、公職選挙法違反の疑いで書類送検しました。
ことし10月の、衆議院選挙で、大阪15区から立候補した候補者の運動員で、兵庫県宝塚市の会社役員、小久保弘一容疑者(56)は、選挙の公示前後、ビラ配りなどの選挙活動をする見返りに、報酬を渡すなどしたとして、公職選挙法違反の買収や、買収約束の疑いで逮捕されました。
この事件で、警察は、小久保容疑者から知人を介して、現金を受け取るなどしていたとして、20代の男性ら18人を、7日までに公職選挙法違反の疑いで書類送検しました。
大阪府警では、今回の衆議院選挙で、ほかにも候補者のポスターをはがした男を、自由妨害の疑いで検挙し、7日、取締本部を解散しました。

NHK 2017/12月07日 20時05分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171207/3402181.html