任天堂は12日、今年3月に発売した家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の世界での累計販売台数が1千万台を突破したと発表した。人気ゲームソフトなどがけん引役となり、ゲームに親しみのない購買層を開拓したことが寄与した。

 スイッチは生産が追い付かず品薄の状態が続いている。8月には当面の在庫が確保できないため、任天堂の公式サイトで予約販売する措置を一時取った。10月には、平成30年3月末までの世界販売台数の目標を1千万台から1400万台に上方修正している。

 広報担当者は18年に発売し大ヒット商品となった家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」と比較し「若干届かなかった」と説明。ただ「世界のたくさんの人に遊んでもらえてありがたい」と話した。

配信2017.12.12 23:00
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/171212/wst1712120102-n1.html