https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00010003-ksbv-l37

 今年8月、善通寺市の病院で診察した女の子の体を撮影するなどした元小児科医の男の裁判です。高松地検は男に懲役3年を求刑しました。

 強制わいせつと児童ポルノ法違反の罪に問われているのは、善通寺市の国立病院機構、「四国こどもとおとなの医療センター」に小児科医として勤務していた井川雅崇被告(32)です。

 起訴状などによりますと、井川被告は2015年3月から今年7月にかけて、広島県大竹市や善通寺市の病院で診察した女の子11人に対して、体をなめたり裸を撮影したりした罪に問われています。

 14日の裁判で検察側は「医師の立場を利用した卑劣な行為」などとして、懲役3年を求刑しました。一方、弁護側は「身体的接触ではなく撮影行為だけが目的だった」などととして、執行猶予付きの判決を求めました。判決は来年1月15日に言い渡されます。