http://www.yomiuri.co.jp/national/20171214-OYT1T50146.html

 航空自衛隊岐阜基地は14日、飛行開発実験団整備群装備隊の40歳代男性1等空曹と、
第2補給処の男性空士長(29)を懲戒免職処分にした。

 発表によると、1等空曹は8月30日、課業開始の午前8時15分になっても出勤せずに所在不明となり、
そのまま11月19日まで、正当な理由がなく欠勤した。1等空曹は「月末までに終わらせる業務ができておらず、
出勤したくなくなった」と説明しているという。この間、漫画喫茶に宿泊するなどしていたが、
「所持金がなくなり、部隊に戻りたい」と、11月19日に各務原署に出頭し、保護された。

 一方、空士長は3月30日、射撃訓練中に岐阜基地内の射場から銃弾10発を無断で持ち出し、
約200メートル離れた基地内の木の茂みに投げて隠したという。銃弾が足りないことで騒ぎになり、発覚した。
空士長は「訓練に支障が出ることはわかっていたが、日頃のうっぷんを晴らすために衝動的にやった」と説明しているという。