0001記憶たどり。 ★
2017/12/17(日) 17:45:22.34ID:CAP_USER9両親が個人で経営する店に12月15日、30人の団体の貸切予約が入っていた。
ところが、約束の時間になっても誰一人として来店しない。連絡すら取ることができない。
無断キャンセルだった。
丹精込めて作った料理は、客の口に運ばれることはなかった。店は悲しみに暮れた。
両親から知らせを受けた息子の新谷有幹さんは、悔しさに涙しながらTwitterに
次のように投稿した。その日、用意していた母自慢の料理の写真とともに。
「オトンとオカンが大阪の梅田でやってるお店、今日30人の貸切予約が何も連絡ないまま
当日来なかったらしい。悲しいって連絡がきた。一生懸命心込めて準備してたみたいだし、
本当にかわいそう」
■いったい何があったのか。BuzzFeed Newsに詳細を語ってくれた。
大阪市の梅田駅近くにある「和風ダイニング tsukushinbo 梅田店」。
料理好きの母・明美さんが「多くの人を料理で笑顔にしたい」と始めた店だ。
貸切予約の連絡は電話であった。客は店を「ぐるなび」で知ったという。
決して大きな店ではない。30人全員の着席は無理だと伝えると、「椅子はいらないから、
立食でお願いします」と返答があり、予約が確定した。
人数変更がある場合は、予約日の2日前までに連絡をしてほしい、と約束していたが、
電話はなかった。そのため、30人分の食材を調達し、準備に入った。
少しでも居心地良く、楽しんでもらうため、スタッフ総出で椅子を全て運ぶなどして
広いスペースを確保した。そして、コース料理全6品のうち、オードブル3種とサラダ、
ばら寿司を事前に作って、客を待った。
しかし、予約時間の午後7時半になっても、誰も来店しない。15分後に幹事の携帯電話に
連絡しても通じない。ショートメールも送ったが返信はなかった。
午後9時頃には別の客が来店したが、団体予約が入っており、貸切体制だったため断った。
■料理は自分たちが食べるはずではなかった。
多くの来店客を見込める金曜日。団体客を信じて待ったが、結局、客は来なかった。
すぐに痛んでしまうばら寿司は急遽、友人が買ってくれ、アルバイトの従業員にも
持って帰ってもらった。残りは夫婦2人で食べた。
団体客が支払うはずだった料金は1人あたり3500円。値下げの依頼に応じて決まった額だった。
今回のように、コース料理の予約注文があった客に無断キャンセルされたのは初めて。
幹事からの連絡やキャンセル料金の支払いは今もない。