北朝鮮の核・ミサイル開発が新たな段階の脅威となる中、政府は19日の閣議で、弾道ミサイルによる攻撃に備えて
防衛能力を高める必要があるとして、地上配備型の新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」2基を導入することを決めました。

 1基当たりの価格は現時点で1000億円弱になる見通しで、政府は今年度の補正予算案にアメリカから技術支援を受ける費用などとして28億円、
来年度予算案に基本設計などの費用として7億円余りをそれぞれ盛り込むことにしています。

 小野寺防衛大臣は閣議の後の記者会見で「イージスアショアの導入によって、平素から日本を常時、持続的に防護できるようになり、
弾道ミサイル防衛能力の抜本的な向上が図られると考えている。現在、イージス艦のイージスシステムを取得するには5年ほどかかることから、
なるべく早く導入したいと思うが、この年限を目安に検討していく」と述べました。

 立民 福山幹事長「予算審議でしっかりと議論」
立憲民主党の福山幹事長は、国会内で記者団に対し、「緊迫する北朝鮮情勢や安全保障環境が極めて厳しいことを考えれば、
必要な防衛力の整備を否定するものではない。ただ、費用対効果の問題もあり、喫緊の北朝鮮情勢に対応できる訳ではないので、
予算審議の中で、しっかりと議論し、政府に説明を求めていきたい」と述べました。

 希望 玉木代表「必要性の議論行うべき」
希望の党の玉木代表は記者会見で「わが国全体の防衛体制や防衛計画が変わるのか、きちんとした全体像を示してもらうのが先だ。
『イージス艦だけでは、本当に足りないのか』といった『イージス・アショア』の必要性の議論を行うべきで、国会でも説明を求めていきたい」と述べました。

全文はソースで、NHK 12月19日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171219/k10011263731000.html
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