炉心溶融の表現回避は東電社長の判断
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事故発生当時、原子炉の状況を直接把握できるたは東電の現場以外にはありませんでした。
それにもかかわらず、炉心溶融(メルトダウン)が起きたことを東電本店は2か月以上発表せず、
そのことが判明した後には隠ぺいを「官邸」のせいにしてきました。東電は自分に都合の悪い
ことの多くを「官邸」のせいにしてきました。

事故発生直後、原子炉への海水注入を当時の総理であった私が止めたという虚偽の情報を
流したのも東電本店です。東電はその情報を安倍晋三現総理に伝え、安倍現総理は東電の
虚偽情報を信じてメルマガなどを使って私を激しく攻撃しました。

私が削除を求めた虚偽内容のメルマガについては、私との裁判の途中に安倍総理は自ら削除し、
安倍総理は自らのメルマガ情報が虚偽であったことを事実上認めました。

2017-12-27  菅直人