任天堂スイッチ、2千万台以上目標 18年度販売で君島社長
12/28(木) 6:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171228-00000001-kyt-bus_all

 任天堂の君島達己社長は27日、京都新聞社の取材に応じ、新型家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の2018年度の年間販売数量について「2千万台以上にはしたい」と述べた。17年度は1400万台の販売を予想しており、新しい遊び方ができるソフトも発売して普及の勢いを加速させる考えだ。
 スイッチは3月の発売以降、累計販売が1千万台を超え、世界的にヒットしている。君島社長は「期待を超える勢いだ。据え置き型機でありながら、外にも持ち運べる他にない遊び方が受け入れられた」と要因を分析。小売店では品薄状態が続いているが、「店頭に並ぶ機会は増えている」と述べ、生産体制の増強に努めていることへの理解を求めた。
 17年度は、当初計画で1千万台としていた販売予想数量を10月に1400万台に上方修正した。君島社長は、18年度について「それ以上は出荷したい」と強調。購入したソフトを長く遊べるようにするダウンロードコンテンツを充実させる方針も明らかにした。
 06年発売の家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」は累計販売台数が1億台を超える大ヒットとなったが、君島社長は「国によってはウィーを上回るペースだ」と明かし、世界的な普及に向けて自信を示した。