0001みつを ★
2017/12/29(金) 08:28:59.29ID:CAP_USER912月29日 6時35分
関係が悪化しているアメリカとトルコは、双方の国民に対するビザの発給業務を互いに制限していましたが、アメリカは28日、状況が改善されたとしてビザの発給を通常に戻すと発表し、トルコ側も同様の対応をとることを明らかにしました。
アメリカ政府は、イスタンブールにある総領事館のトルコ人の職員が、去年起きたクーデター未遂の関連捜査でトルコの当局に拘束されたことに反発して、ことし10月、トルコ国民に対するビザの発給業務を停止し、トルコ側も同じ対抗措置を取りました。先月になって両国は互いにビザの発給業務を限定的に再開しましたが、問題が続いていました。
これについてトルコにあるアメリカ大使館は28日声明を出し、現地職員が職務上の行為で拘束されることはないとの保証をトルコ政府から受け、状況は十分に改善されたと判断できるとして、ビザの発給を通常に戻すと発表しました。
これを受けてトルコ側も同様の対応をとる方針を明らかにし、同盟関係にある両国の間で続いてきたビザ発給の問題は解決されることになりました。
ただ、トルコ側は声明の中で、アメリカが発表したような現地職員が逮捕されることはないとの保証はしていないと否定しているほか、アメリカ側も声明で「総領事館の現地職員にかけられた容疑について深刻な懸念を持っている」としており、両国の間では今後もぎくしゃくした関係が続きそうです。