シラスウナギ漁 前年同期の1%

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20171228/5050001355.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

今月10日に今シーズンの漁が解禁されたウナギの稚魚、シラスウナギの漁獲量が、
解禁からの15日間で0.5キロと、前のシーズンの1%ほどにとどまっていることが
県のまとめでわかり、取引価格の高騰が懸念されています。

県内のシラスウナギ漁は今月10日の日没から解禁となり、各地の河口の周辺などで
県の許可を受けた漁業者が漁を行っています。
しかし、今シーズンはこの時期になっても河口に集まるシラスウナギが極端に少なく、
解禁から今月24日までの15日間の漁獲量について県がまとめたところ、
合わせて0.5キロと昨シーズンの最初の15日間の1%ほどにとどまっているということです。

これは、記録的な不漁となった平成24年のシーズンとほぼ同じ水準で、
県内水面漁業協同組合連合会によりますと、漁業者の間からは
「かつてない不漁だ」との声も上がっているということです。

今シーズンのシラスウナギ漁は、宮崎や高知など国内の他の漁場や台湾などでも不漁となっていて、
この結果県内のシラスウナギの取り引き価格は1キロ当たり100万円と、
前のシーズンの始めの時期よりも20万円高くなっています。

県水産振興課は
「シラスウナギが河口に集まる時期がことしは遅れている可能性もあるが、
不漁が続けばさらに価格が高騰する懸念もあり、今後の推移に注目していきたい」
と話しています。

12/28 16:23