>70代女性からは「私たちが働いていた頃は、残業は平気」。
>80代男性は「今の若い人はひ弱だね」と嘲笑した。
>また60代男性からは「若い頃は70〜100時間くらい残業をしていた。そうすると給料が倍くらいになる」と、自身の現役時代のケースを語る声もあがる。


俺は50代なんで昭和の時代、今の高齢者が若いころの日本の平均的なサラリーマンの姿もかろうじて知っている。
当時は、今と違って、仕事が明らかに楽だったんだよ。
つまり、オフィスにいても、今と比べ物にならないほどのんびりやってた。
グローバルな競争もITも成果主義も無く、勤労者は安心して終身雇用をあてにできた、そういう時代だった。

だって、こいつらの言ってる時代って、email、インターネットはおろか、ファクスだって無かった(ファクス普及は1980年代)。書類の送付は、郵送でやり取りだから、封筒を送ればその日はその件の作業は終了で数日は動かない。

会社人間が多かったのは、職場がそんなに厳しくなくて、居心地がそれほど悪くなかった場所だったからもあるんだよ。職場に長時間いたのは、そういう生活習慣だったからで、厳しくなかった。

かろうじて昭和のうちに就職し、上の世代の話を聞いたり、それ以上に過去案件の書類や記録を見ているので、わかるんだが。