この技術の本当のターゲットは日本じゃない、大陸の内陸部だ。
日本は内陸部でも物流にかかる時間は知れてる。

大陸の内陸部だと、漁港からの陸路での物流に数日かかる地域もある。
そんな地域で海水魚の陸上養殖をやれば、冷凍してない新鮮な海水魚の安定供給が可能になる。
そうすると本格的な寿司屋・日本食の店が展開できる。

「陸路で活魚を運べばいいじゃん」と思うかもしれないが、
魚の10倍以上の重さの海水と共に運ぶ・水質の維持装置も必要で、
活魚車の運用・メンテも普通の車と同じようにはできない。
なので、魚だけを運ぶよりはるかにコストがかかる。