関西電力 むつ市長「受け入れられない」 一時保管検討に

「原発の使用済み核燃料、中間貯蔵施設に」で記者会見

 関西電力が福井県内の同社の原発から出た使用済み核燃料を青森県むつ市の中間貯蔵施設で一時保管する方針を検討しているとされる問題について、むつ市の宮下宗一郎市長は7日、記者会見した。

 宮下市長は国や関電、中間貯蔵施設の運営会社から「これまで一切聞いていない内容」と強調した上で、「仮に、関電にそうした方針があったとしても、事業者の立場で判断できるレベルの話ではない。地域の気持ちを無視したやり方ではとうてい受け入れられない」との考えを示した。

 中間貯蔵施設は東京電力と日本原子力発電が出資して設立したリサイクル燃料貯蔵(RFS)が運営し、2社の原発で発生した使用済み核燃料を再処理するまでの一時保管を担う予定になっている。

 一方、RFSも7日、「東電と原電以外の使用済み燃料を受け入れることはない」とのコメントを発表した。【佐藤裕太】

配信2018年1月7日 20時25分(最終更新 1月7日 23時44分)
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180108/k00/00m/040/069000c

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