スポーツって野蛮な人間を量産するものだという気がする。
スポーツをマスメディアはあまりに美化する。商業のために。

しかし現実のスポーツはひどく陰湿陰険で力ずくの野蛮な世界でもあるし、
それが人間性の発達や成長の過程にとって負の効果をもたらすことも充分ある。

スポーツの世界で育つと、なんでもかんでも力ずくで勝ち取れる、解決する、
他人を思うままにコントロールできる という全能感をもった人格が出来上がりがち。

こういう負の作用をすべて隠蔽してスポーツの勝者を美化し英雄視しすぎている。

スポーツなんて所詮は、エゴ、私欲の強さを競い合う醜い争い事にすぎない。
そんなもので勝ったとして、本当に人間として誇らしいのだろうか?

それを誇りとしてしまう人格ならば、こういう犯罪を起こしてもなんら不思議はない。