https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00050052-yom-soci

着物の販売・レンタルを手がける「はれのひ」(本部・横浜市中区)の店舗が閉鎖し、
多くの新成人が振り袖を着られなかった問題で、これまでに警察に180件以上の
相談が寄せられたことがわかった。

中には来年、再来年の成人式に向けてすでに料金を支払っているという相談もあるという。
神奈川県警は詐欺容疑の適用も視野に同社の経営実態や契約状況について調べている。

同社は横浜市と東京都八王子市のほか、茨城県つくば市、福岡市に店舗がある。
9日午前までに寄せられた相談は、警視庁が約100件、神奈川県警が約80件、茨城県警が数件。
警視庁八王子署には「預けた晴れ着が返ってこない」「店と連絡が取れない」などの相談があり、
新成人が8日、成人式会場近くの交番を訪れて被害を訴えたケースもあった。被害額は1人当たり
数十万円から100万円前後に上るとみられている。

横浜市消費生活総合センターにも、9日午前までに30件の相談があり、中には、来年の成人式について
「すでに契約を結び、お金を払ってしまった。大丈夫か」という内容もあった。