神奈川県藤沢市辻堂元町で昨年8月、道路脇に設置されている町内会の掲示板に落書きしたとして器物損壊容疑で男が現行犯逮捕された事件で、藤沢署は9日、近くの祭りを爆破するような内容の落書きにより予定されていた祭りの内容を中止に追い込んだなどとして、威力業務妨害容疑で、同市羽鳥の無職、栗原岳容疑者(50)を再逮捕した。「黙秘します」と話している。

 再逮捕容疑は、同年7月25日午前1時15分ごろから同3時50分ごろまでの間、辻堂元町の公民館敷地内に設置された掲示板に「山車が爆発、死人がでる」などと油性マジックのようなもので落書きし、近くで行われた祭礼での子供によるみこし担ぎを中止させ、内容を変更させたなどとしている。

 同署などによると、事件当時、周辺の掲示板では7件の落書きが相次いでいたほか、近くの神社の山車の一部が燃えるなど不審火も5件相次いでおり、同署は一連の不審火などにも栗原容疑者が関与したとみて調べている。

配信2018.1.10 10:55
産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/180110/afr1801100014-n1.html