国内の大手銀行や地方銀行が、両替や振り込みの手数料を相次いで引き上げている。

日銀の大規模金融緩和による低金利や少子高齢化で事業環境が厳しくなる中、銀行は収益構造の見直しが急務となっているため。手数料引き上げ分を店舗運営経費の一部に充て、採算性の改善につなげたい考えだ。

海外で多く採用されている口座維持手数料に関しては「顧客の理解が得られていない」(大手銀幹部)として各行とも慎重な姿勢を崩していない。

今後は現金自動預払機(ATM)の利用手数料の引き上げなどが選択肢となる可能性がある。

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