1月11日の東京株式市場で、コロプラ(東証1部)の株価が急落。午前9時27分に前日比270円安(−22.0%)の955円を付け、
昨年来安値を更新した。午前の取引を終えた時点の株価は205円安(−16.7%)の1020円で、値下がり率は全市場でトップ。

 大幅に値下がりしている要因として、特許問題が挙げられる。任天堂は10日、コロプラに対し、スマートフォン向けゲーム
「白猫プロジェクト」の配信差し止めと損害賠償44億円の支払いを求めて東京地裁に提訴。コロプラが「タッチパネル上でジョイスティックを
操作する際の技術の特許」など5件の特許権を侵害したと主張している。

 一方、コロプラは「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針」
としている。

 任天堂(東証1部)も下げており、午前11時30分現在の株価は前日比390円安(−0.9%)の4万3840円。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000045-zdn_mkt-bus_all