彼らが就きたいと思える仕事ってのは、毎日、午前11時ごろに家にお迎えの車が来て、まずはイタリアンや和食のお店へ。
声優や作画監督らと、打ち合わせがてら、個室でフルコースのランチ。
午後は会社で企画会議。下が出してくる企画書やコンテ、ラフなんかに、直すべき部分を容赦なく指摘。
夜はザギンやギロッポンで、代理店とか玩具メーカーのお偉いさんと会食。気乗りしないが金主は大事にしないと(笑)。
会食が無いフリーの日は、秋葉原へ。閉店後のショップに特別に入れてもらいお買物。
(営業時間内に俺が店内に入ると、他の客が騒いでパニックになるからねw)
それにしても、最近、同世代から若手のクリエイターが手がける作品が、雑になってきているな。
これじゃあ、俺もまだ引退できないや、と思いつつ、自宅シアターで朝までチェック。
やれやれ、11時のお迎えまで一眠りするか。

そんな感じの、ハードだけどやり甲斐ある仕事を、彼等は求めているんだよ。
そのためにアニメやゲームの新作は常にチェックし、批評をツイッターや5chに投稿するなどの努力を毎日続けている。

近所の商店街や農園に、そういう仕事はあるのか?
役所は馬鹿も休み休み言え、と言いたい。