何度も書くが、特攻は本当の意味での志願ではない。
隊員達も、なんでこんなバカなことするんだと考えてた。
上官の命令は陛下の命令と教えられていたわけで、それに反することは現実に許されなかった。
ただ、いざ出撃してもやはり死ぬことが怖くなり、故意に不時着する者も多かった。

天皇は天皇なりに、戦争に消極的になることで、地位が脅かされ、天皇家そのものさえ途絶えしまう、なんてことを恐れていたのだろう。
癒着体質の軍の上層部と、そんな天皇だから最後まで突っ走ちゃったんだよね。