https://mainichi.jp/articles/20180113/ddm/008/020/042000c

毎日新聞 2018年1月13日 東京朝刊

 水産庁は12日、スルメイカの2018年度の国内漁獲枠を前年度比29%減の9万7000トンとし、過去最低に抑える方針を明らかにした。ピーク時の01〜03年(1〜12月)に設定した53万トンからは82%の減少。海水温の変化で資源が少なくなっているため。韓国の漁獲増加や、北朝鮮船の違法操業も一因とみられる。

 スルメイカの漁獲量は00年に30万トンを超えたが、17年度は4〜11月で約3万5000トンだった。…