>>364
GHQは日本の農村社会を徹底的に破壊した。日本軍の強さの源泉は農村社会に
あると睨んだから。いわゆる農地改革というものである。
GHQ初期占領政策の施政官は米国コミンテルンの共産主義者であったが、日本に
共産革命をおこすための下地作りをもくろみ、軍事、産業、教育、伝統文化、農村を
壊滅しようとした。それに利用するため、官僚組織、報道機関を温存した。もちろん
幹部の逮捕、追放はおこなった。NHKを占拠、すべての放送は監視下におき、放送
原稿も彼らが提供した。「真相はこうだ」という番組は有名。米軍の行ったフィリッピン
での戦争犯罪もすべて日本軍がおこなったことにされた。
教育文化破壊はまさに中国の文革に等しく、戦前の歴史研究の資料を消却されたため、
多くの貴重な文献が失われた。さらに当時の普通の日本人は古文書を読めたが、
文字、教育を変えることにより現在の日本人は昔の文章を読めなくしてしまったのである。
小学生でも理解した「教育勅語」を、いい大人が正しく読解できなくて大騒ぎした昨年
の出来事は記憶に新しいところである。占領憲法問題は知ってのとおりある。