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留学生たちに急須を使っていれた日本茶の魅力をアピールしようと、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市野路東)で12日「おいしいお茶のいれ方教室」が開かれた。6カ国の留学生ら12人が参加し、急須を使った茶のいれ方を体験した。

 県茶業会議所が主催。会員が近江の茶の歴史などについて英語で講義したのに続き、急須での茶のいれ方を実演。「湯の温度、湯の量、茶葉の量、入れる時間の4つの要素が味と香りを決めるポイント」などと解説した。

 留学生たちは急須に手を当てて湯の温度を確かめるなどしながら県産の煎茶(せんちゃ)をいれ、よもぎ餅と一緒に味わった。

 インドネシア出身の大学院生、バムバム・ユデイアントさん(33)は「母国の緑茶は砂糖を使うので甘い。煎茶は香りも味わいも深くて、砂糖なしでもとてもおいしく感じる」と話していた。

 同会議所の前野安司理事は「留学生たちには、体験したお茶の魅力を母国で伝えてほしい」と話していた。

2018.1.13 08:28
産経ニュース
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