https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201801/0010894210.shtml

 神社からさい銭を盗んだとして、兵庫県警西宮署は13日、窃盗の疑いで西宮市枝川町の無職の男(80)を現行犯逮捕した。さい銭盗の被害に遭っていた別の神社の神主の男性(36)が約2キロメートル尾行した後、別の神社で犯行を確認し、取り押さえた。

 逮捕容疑は同日午後3時ごろ、西宮市熊野町の熊野神社でさい銭箱の現金500円を盗んだ疑い。「ギャンブルに使うため盗んだ」と容疑を認めているという。

 同署によると、以前、さい銭盗の被害に遭った尼崎市内の神主がこの日、防犯カメラの人物とよく似た男を自身の神社境内で発見。男は何も取らなかったが、不審に思って後をつけたところ、約2キロ先の熊野神社でさい銭箱から盗んでいるのを確認したという。