>>181
たんぱく質と核酸は別物。
ウマミ成分の核酸は、プリン体が含まれるタイプの遺伝子の「アデニン」、「グアニン」残渣の核酸。
DNAの2重らせんATGCのAGのことだ。
(プリン体の含まれない核酸「チミン」、「シトシン」もあるが、プリン体が無い核酸は味がない。
 DNAの2重らせんATGCのTCのことだ。)
アデニンは鰹節味のイノシン酸になり、グアニンはキノコ味のグアニル酸になる。
筋肉の「アクトミオシン」と遺伝子の塊の「白子」に核酸が大量に詰まってて、
そのプリン体有りの核酸が分子までばらばらに分解されると、
「アデニン(イノシン酸)」、「グアニン(グアニル酸)」になって味が出る。
筋肉のアクトミオシンは大量のAのアデニンがあり、アデニン→イノシン酸→鰹節味になる。
白子を分子まで分解する民間技術はないので、白子は味がないまま。

今回の核酸のAのイノシン酸は、まったく別の体内通貨のATPの中に含まれる。
ATPは核酸のAのアデニンでできた体内通貨だ。これがイノシン酸になる。