キジハタ神経締めの研究発表

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/4044565321.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

漁業を学ぶ境港市の高校生が高級魚の「キジハタ」に「神経締め」という処理を施して
鮮度を保つ方法を研究し、その成果を発表しました。

きょう(22日)は、境港総合技術高校の海洋科の3年生7人が、
キジハタを養殖している境港市の会社で、実演をまじえて発表しました。
海洋科では生きた魚の頭から背骨にかけてワイヤー差し込んで神経を壊すことで、
筋肉のムダな動きを抑えて鮮度を保つ「神経締め」という技術を研究しています。

高級魚のキジハタでこの「神経締め」を行った結果、締めてから40時間までは、
身の中にうまみ成分のイノシン酸が保たれたということです。
このため、地元の飲食店にキジハタを出荷する場合、午前中に魚を水揚げして神経締めを行い、
その日の夜に客に提供することを勧めています
また、県外の飲食店に出荷する場合は、午後にキジハタを締めて出荷し、
翌日の夜までに食べてもらうことが望ましいとしています。

研究チームのリーダーの穐山未来さんは、
「神経締めしたおいしい魚を飲食店に知ってもらい、魚が好きではない人にも『おいしい』と言わせたいです」
と話していました。

01/22 19:24