1/28(日) 19:22配信
毎日新聞

 男鹿水族館GAO(秋田県男鹿市)は28日、人気者だった雌のホッキョクグマ「クルミ」が死んだと発表した。21歳だった。死因は不明で、今後詳しく調べる。

 同館によると、同日朝、展示室で動かなくなっているクルミを職員が見つけ、死んだのが確認された。27日は通常通り展示していたという。

 クルミは1996年、北海道の釧路市動物園生まれ。2011年に「ホッキョクグマ繁殖プロジェクト」の一環で、同館の豪太に“嫁入り”。12年12月に雌のミルク=現・釧路市動物園=を出産した。

 ポリタンクなどを抱え込んだり、投げたりして遊ぶ姿が人気を集めていたといい、担当者は「遊ぶのが上手で、県内外のたくさんの方々に愛された」と振り返った。

 同館は2月3日からホッキョクグマの展示室前に献花台を設置する。【松本紫帆】

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