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2018/01/31(水) 15:24:21.98ID:CAP_USER9千葉県市川市の認可外保育施設「あすなろベビーホーム」が管理体制の不備など度重なる県の勧告に従わなかったとして、県は30日、同施設の名前の公表に踏み切った。児童福祉法に基づく措置で、勧告に従わないことによる施設名の公表は県内で初めて。県は同施設の対応を見極め、同施設の事業停止や施設閉鎖を命じる見通し。
県子育て支援課によると、同施設は、入所する児童の健康状態の把握がほぼされていなかったほか、保護者に対して保育サービスの内容を知らせる必要があるにもかかわらず、適切に行われていなかった。衛生面でも問題が認められたという。
同法の規定で、認可外保育施設は、国が定める指導監督基準に沿った措置をとることが求められる。入所児童のアレルギーの有無などを確認したり、日々の発育や健康状態を観察したりする必要があるが、こうした記録を怠っていたという。県は特別立入調査を行って昨年12月18日、同施設に改善勧告を出していた。
この勧告をめぐり、同施設は対応について県に報告する必要があったにもかかわらず、期限の今年1月17日までに報告をしなかった。県は再度、18日に特別立入調査をしたが、改善項目に善処が見られなかったという。
県は、同施設からの弁明を聞いた上で、県社会福祉審議会に諮り、同施設に閉鎖を命じることも含めた最終的な処分を決めるとしている。
同課によると、同施設は平成9年4月に開所し、0歳から未就学の児童までを対象に、24時間預かっている。入所定員は5人で、現在は1人が同施設を利用しているという。県は同施設に対し、児童の受け入れ自粛を要請。現在入所中の児童については、市川市などと連携して対応するとしている。
同施設をめぐっては、27年9月、入所中の2歳児が深夜に施設外にいるのを通行人が発見。児童はアパート2階にある同施設の窓から転落した疑いが強く、県が立入調査して安全対策を指導するなどしていた。この時は、同施設は「窓の鍵が壊れていた」などと説明したという。
昨年11月には元入所者の親から「保育状況が分からない」などとする苦情があり、これを受けて県が特別立入調査を実施していた。