満月が地球の影に覆われて赤黒く輝く皆既月食が31日夜、日本で3年ぶりに見られます。全国各地で観測会が行われるそうですが、都内の観測会の場所の様子を報告してもらいます。

 (斎藤康貴アナウンサー報告)
 日本で最も月に近い場所の一つ、東京スカイツリーの地上から450メートルの場所にいます。皆既月食まであと4時間ほどあるのですが、徐々に人が増え始めてきている印象です。注目の満月ですが、東の方向にうっすらと、もう出ています。国立天文台によりますと、3年ぶりの皆既月食は午後9時前から月が欠け始め、午後10時前にはすべて地球の影に隠れます。そして、赤黒い光を放つんです。3年前の映像でも、赤黒い光が見えます。皆既月食ですが、午後11時すぎまで見える予定となっています。
 東京スカイツリーでは望遠鏡を3台用意しました。携帯電話を設置することができて、地上450メートルからならではの皆既月食を写真に収めることができるんです。東京スカイツリーでは31日、特別に午後10時半まで営業しています。現在は少し雲が多いですが、雲と雲の間から皆既月食が見られる瞬間があるかもしれません。運命的で神秘的な瞬間、ぜひお見逃しないようにして下さい。

1/31(水) 17:28
テレビ朝日系(ANN)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180131-00000037-ann-soci