財務省は、確かにダメだけど、仕方ないところもあるんだよ。

元々の大蔵省だったときは、現実のマクロ経済重視の積極財政派
民間経済とじかに触れている今の金融庁、んで放漫財政を取り締まる財政均衡派、
この3つの派閥が、うまくバランスしてんよ。

実体経済が悪くなると、積極財政派に今の金融庁が味方し、
インフレが加速していると、財政均衡派に味方してた。

でも前者2つがぶっ壊されて、緊縮財政の部署だけ残って、
現在の財務省が誕生したのだから、財務省は財政を絞るのが一種の運動になってる。

財務省内部でも、これ続けたらやべーって人も多いんじゃないかな。
でもこの運動に組織人としては、逆らえないし、
政治家に止めてくれ〜ちゅうキャリア官僚のいると思うんだけどね。

財界も構造改革という首切り、給与削減、非正規、外注で
上に来たヤツばっかで、痛みを伴う改革って、ずっと言ってる。

マスメディアはその宣伝機関になってるし、米国で洗脳を受けた官僚、
大学人も経済系はそう、もう日本は詰んでるとしか見えないな。

肝心の安倍ちゃんがバリバリのグローバリスト、ウルトラ・リベラルだから、
安倍政権が終って、移民問題、雇用問題、格差問題、貧困問題など国民の不満が盛り上がってこないとね。

安倍政権以後、ナショナリズムがどっと沸きあがってくれんと。
サヨクはアホだからPBに固執してるし、それより原発反対・核反対・憲法改正反対のほうが大事みたいで
その点しか一致団結できてない。

反グローバル・反構造改革・反緊縮財政・反移民などといった
健全なナショナリズムを持った政党ができないと、日本は復活できないだろうね。
これを言っているのが、日本共産党が一番近いって・・・、この国は終わってんだなとしみじみ思う。