関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは2日、今年3月までに航空券の代金を仮想通貨「ビットコイン」で支払えるようにするとしていた計画を延期することを明らかにした。

 仮想通貨取引所大手、コインチェック(東京都渋谷区)から約580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出し、ビットコインの価格も乱高下しているなかで、仮想通貨の信頼性に疑問が生じたためとしている。ピーチは2017年5月、国内の航空会社として初めてビットコインを使った直接決済の導入を発表。当初は17年12月までに導入するとしていたが、ビットコインの価格が不安定のため、導入を延期していた。

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