修復の中身が正確に判断できない以上選ばないほうがいい
 先日仕事でロサンゼルスを訪れていた時、あるオートモール(ディーラーが街の1カ所に集中して出店しているところ)のテレビコマーシャルが頻繁にオンエアされていた。

個人間売買で、あるクルマを買うためにそのクルマのオーナー宅を訪れた若者。現オーナーに「クルマのコンディションについていろいろ聞きたい」というと、「もちろん」と快諾する。

すると若者は嘘発見機をオーナーにつけて質問を始めた。最初の質問が「事後歴はあるか?」。
するとオーナーは「事故歴などはない」と答えると、嘘発見機の針が大きくふれ、オーナーは「2回あったかな」と言いかえる。
以降も都合の悪いことを隠し続けるので、針は大きくふれ続け、最後は「オートスクエアの中古車なら安心」でオチとなった。

果たして専売業者のほうが個人間売買より信用度が高いかはともかく、それだけ中古車を購入する際には慎重なチェックをしないと、なかなか良い買い物ができないことは万国共通なんだなと感じさせてくれた。

以前ロサンゼルスで知人が自分のクルマを個人間売買で転売する場面に遭遇した。相手はクルマを入念にチェックし、商談は無事成立。
相手の家にクルマを置きに行き、帰るときに「トランスミッション調子が悪かったんだよね」とのことであった。
知人は別に相手が聞いてこないので答えなかっただけで、特別隠したわけでもないということになる。

>>2へ続く
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14247623/