メルセデスベンツは2月2日、オランダ・アムステルダムにおいて、新型『Aクラス』を発表した。

現行Aクラスは3世代目モデルで2012年春、ジュネーブモーターショー2012で初公開。初代、2代目から一転し、背の低いハッチバックデザインを採用。BMW『1シリーズ』やアウディ『A3スポーツバック』などの競合車を相手に、販売面で成功を収めてきた。

そのAクラスが、およそ6年ぶりにフルモデルチェンジし、4世代目モデルが登場。新型は若々しさやダイナミックなキャラクターを維持しながら、上質さや快適さに、いっそうの磨きをかけている。

新型Aクラスのフロントマスクには、新型『CLSクーペ』など、最近のメルセデスベンツに導入されたデザイン言語を反映。ヘッドライトやテールランプには、最新のLEDテクノロジーを組み込む。空気抵抗を示すCd値は0.25と、エアロダイナミクス性能を追求した。

新型Aクラスのインテリアには、初めてコックピットの上のカウルを完全に無くしたデザインを導入。また、タービン状の空調吹き出し口や3本スポークのステアリングホイールは、最新メルセデスベンツ車に見られるデザイン。

また、現行モデルに対して、新型では室内空間を拡大。乗員の肩や肘の周辺、頭上と、すべての部分でスペースを広げた。荷室容量は奥行きを115mm延ばした効果で、現行よりも29リットル増えて370リットルに。リアゲートの開口部も、200mm広がり、積載性を向上させた。

欧州では発売当初、ガソリンとディーゼルの3種類のエンジンを設定。中でも、ガソリンは、新開発の「M282」型1.4リットル直列4気筒ターボユニットを、「A200」グレードに搭載。現行の1.6リットルから排気量を縮小しながら、最大出力163hp、最大トルク25.5kgmと、11%強化。7速デュアルクラッチトランスミッション車では、気筒休止システムを採用し、燃費性能を高めている。

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2018年2月3日(土) 11時51分
レスポンス
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