http://www.sanspo.com/geino/news/20180207/tro18020717360005-n1.html

 茨城県警日立署は7日、教員免許がないのに高校講師として勤務したとして、教育職員免許法違反と偽造有印公文書行使の疑いで、同県日立市に住む無職の女(67)を逮捕した。署によると容疑を否認している。

 逮捕容疑は、昨年4月から依願退職した同9月まで、免許がないのに日立市内の通信制の私立高で教員として勤務した疑い。また昨年8月、偽造した中学校の教員免許を県教育委員会に提出した疑い。

 県教委などによると、小境容疑者は茨城県では高校や中学の教員免許を取得したことはなかった。1991年ごろから、少なくとも県内の公立中2校と公立高4校で講師として勤務。私立高では2004年から英語の常勤講師を務め、昨年は3年生の担任も受け持っていた。勤務態度に問題はなく、私立高は「熱心に指導していた」としている。