2月は、春に入学を控えた子供の制服の注文や支払いが本格化するシーズンだ。
東京都中央区に住む女性も、子どもの制服を買いに、デパートへ出向いた。

子どもが入学を予定している区立泰明小学校(和田利次校長)では、今春入学する1年生から、新しい標準服(制服)に切り替える。
イタリアの高級ブランド「アルマーニ」に依頼してデザインを監修してもらったものだ。

洗い替えのシャツまでそろえると、全部で9万円だった。
学校の説明によると、いまの標準服は、上着、長袖シャツ、ズボン、帽子をそろえて男子で1万7755円、女子で1万9277円。
夏服が加わったこともあり、洗替えの価格を加えても、3倍以上の値上がりとみられる。
子どもは身長120センチに満たないが、上着は130センチ、下は140センチのサイズを買った。

「大きすぎてかわいそうだと思ったけれど、高いので少しでも買い替えの回数を減らしたい。
いまの制服と同じくらいの値段なら、本人のサイズにあったものを買ってあげられたのだけれど」

同小学校は、中央区の「特認校」の一つだ。銀座5丁目という繁華街の一角に校舎があり、今年で140周年を迎える。
本来なら、公立学校は指定された通学区域に住む子どもが通うが、
商業地域で住んでいる子どもが少ないなどの事情がある「特認校」は、区内全域から児童を受け入れている。

女性が、新標準服がアルマーニのデザインになるようだと耳にしたのは、2017年夏、同じ小学校に入る予定の保護者たちからだ。

「驚きました。公立小学校の制服なのに、なぜそんな高級ブランドのデザインを選んだのかって」
他の保護者たちと「制服なのに高いよね」と言い合った。

それ以来、女性は「ずっともやもやしている」という。
「価格だけがおかしいのではない。高いブランドの標準服を子どもに着せること自体、よいことだと思いません。
この服を着て、校庭で遊ぶこともあるでしょう。高いものを着せて、子どもらしい生活に制限が生まれないでしょうか。
大人の思惑ばかりが先立ち、子どもが置き去りにされていると思います」
「わざわざブランドを選ばずに、素材の良さで選ぶこともできたはず。
高いからいいもの、安いのはダメ、という間違った刷り込みが子どもの中に生まれないか、心配しています」
「この制服に決まるまでの経緯や理由がまったく見えず、唐突でした。
保護者向けの校長の文書も読みましたが、何がやりたいのか分かりませんでした」

●9月に公表

●校長がひとりで決めた

●教育委員会の判断は?

●寄せられた苦情

●制服の負担感

●海外では....

続きはソース元をご覧ください
http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/07/schooluniform_a_23355576/

★1)02/08(木) 09:21:18.42
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