インテルは、いかに「1,218機のドローン」による光のショーを実現させたのか──平昌五輪、開会式の舞台裏
https://wired.jp/2018/02/11/olympics-opening-ceremony-drone/
スーパーボウルのときと同じように、テレビやストリーミングで視聴できた開会式のショーは事前録画だった。
とはいえ、それは保険の契約ほどの“不正”とは言えないだろう。
小さなドローンはあまり酷使できないし、平昌は寒くて風の強い都市なのだ。

当初の予定では、インテルは平昌の開会式ではショーをライヴで実施する考えだったが、
直前に「やむを得ない緊急の事情」のため断念することになった。
だがインテルは、改めてライヴショーを実施する予定だ。
300機のドローンを夜間のメダル授賞式で飛行させる計画という。

宙返りするスノーボーダーや五輪マークなど、どれも入念なコーディングと
ドローンに搭載された40億色が表現できるLEDによって、大空に描かれた。

インテルのドローンライトショーのジェネラルマネジャー、ナタリー・チャンは次のように語る。
「まるで生きているようなスノーボーダーを1,200機以上のドローンを使って大空に描けるように、
実際に演技しているスノーボーダーの写真をトレースしたのです」

(以下略